ベストCDオブ〜モーツァルト 「交響曲第40番」ト短調
モーツァルト「交響曲第40番」ト短調 kv550
〜円熟した晩年の最高傑作!!
モーツアルト「交響曲第40番」ト短調 kv550
を聞く。エントリーしたCDは以下の5枚だ。
| ■ブルーノ・ワルター指揮 | コロンビア交響楽団 |
| 1959年録音 | |
| ■ラファエル・クーベリック指揮 | バイエルン放送交響楽団 |
| 1980年録音 | |
| ■ニコラウス・アーノンクール指揮 | ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団 |
| 1982年録音 | |
| ■ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 | ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 |
| 1970年録音 | |
| ■カール・ベーム指揮 | ウイーンフィルハーモニー管弦楽団 |
| 1976年録音 |
この中からコンポーザーXが独断と偏見で、最高の1枚を選出したいと思う。
★ ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団
え?コロンビア交響楽団ってどこのオケ?
と思ったあなたはこの世界ではこの先、生きていけませんぞ!!
このオケは、ワルターの演奏を録音するためだけに、
全米から選りすぐりの演奏者を集めてつくった
オーケストラなのだ。
まぁ、今では考えられないまったく贅沢な話ではある。
こんなすごい企画を実現してくれたおかげで、
我々はワルターの素晴らしい音楽にいまだに触れることが
出来るのである。
この企画を立てた人に感謝、感謝である。
そんなことはともかく、
本題の音楽はですな・・・一言で言うと
美しく優しい・・・・
出だしの有名なメロディー(♪タララン、タララン、タラターラン♪っていうやつ)が
優しく我々の心を包んでくれるそんな音楽なのだ。
少々病的なところがあるモーツアルトの交響曲第40番が
まったくもって終始美しい音楽として奏でられ
心にしみこんでくる。
さ、さすがだ!!
ソニーミュージックエンタテインメント (1998/10/21)
売り上げランキング: 29,159
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★ ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団
クーベリックは20年近くの長きにわたって、バイエルン放送交響楽団の親方をしていた人だが、
なんかわからんが地味な印象がある。
だけど音楽のつくりはしっかりしていて、
まぁ、たとえて言うと、久しぶりに実家に帰ったら、
父親の知り合いの叔父さんが遊びに来ていて、
話してみると、なんかとても好い人で、酒飲みながら話も弾んで、
地元の人たちのいろんな話訊けて面白かったんだけれど、
後で父親に聞いたら東大出た人だそうで、
何でそんな人この田舎にいるの?って思ったけど、
そういやぁ何か話にインテリジェンス感じたし、
賢そうな顔してた。
ってそんな感じか?クーベリックって。
まぁ、素朴さと、インテリジェンスを兼ね備えた人だという意味だったんだけど、
この曲でも、大げさな身振りはないけれど、曲が本来持っているいる内容を
自然に導き出させるような素朴さが、大きな魅力になっているような演奏である。
ソニーミュージックエンタテインメント (1996/10/21)
売り上げランキング: 95,205
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★ ニコラウス・アーノンクール指揮 ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団
この人、昔から音楽界の端の方で
ギラリと眼光を放っているような
何かそんな反逆児的なイメージが
とっても良かった。
しかし時代は変わったもんで、今やメジャーなオケを振る
メジャーな指揮者
の一人になってしまった。
いつの間にそんな時代になったんだ・・とちょっと寂しいような
嬉しいような感じのコンポーザーXである。
でもこの曲の演奏はやっぱりキレてて、
何かすんごいゾ
大体、第一楽章のテンポが速すぎる。
何でこんなに速いんだ・・・って思うんだけど、
何か、聴いてるうちに、ま、これもありかって
納得させられてしまうなんかある。
え、こんな所あったっけ??とか、こんなルバートしていいの・・とか
常識人はいろんなとこで穴ぼこにはまっちゃうかもしれないけれど、
やっぱ芸術には個性が大事って思っている人には
このへんてこりんなモーツァルトはやばいくらい
大好きになるかも・・・。
ブチ切れてる男ニコラウス・アーノンクール
ワーナーミュージック・ジャパン (2000/06/21)
売り上げランキング: 105,700
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★ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ヨーロッパの音楽界の帝王
だったカラヤンの1970年録音のもの。
ドイツグラモフォンレーベルにはあらず
EMIから出てるやつ。
70年代と言えばこの両者の関係が一番よかった時期。
このCDは何とも美しい。
ある種病的なモーツアルトの「交響曲第40番」が
流れるような美しさ
をまとって立ち現れる。
さすがダンディーなカラヤン、
やることが紳士だ。
東芝EMI (2001/09/27)
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■カール・ベーム指揮ウイーンフィルハーモニー管弦楽団
ベームはまじめな人である。
細部まで丁寧にそしてまじめに音楽を作り上げる
ある意味お役人的・・・と言っていいぐらい。
だから、こつこつと自分の仕事を全うし、
こんな経済大国「日本」を底辺からささえたお父さんたちは、
彼のことが大好きだった。
だから日本にはベームファンが多かった。
そのカール・ベームの指揮者としての特徴を示しているのは
ベルリンフィルとのモーツァルト「交響曲第40番」の方がよいのだが
composerxはウイーンフィルの方を選んだ。
ウイーンフィルは自由奔放なオーケストラで、
ウマく乗せると信じられないほどの素晴らしい演奏をする。
この演奏も,切ると熱い血が流れそう
なぐらい熱いハートが感じられる演奏で、
それがベームの決め細やかさと見事に融合し
感動的な演奏になっている。
恐ろしきかなカール・ベーム&ウイーンフィル
ベームには数々の名演がある。このCDもその中の1枚と言っていい。
ユニバーサルクラシック (2001/02/25)
売り上げランキング: 52,371
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と言うわけでこの5枚の中の
ベストCD オブ
”モーツアルト「交響曲第40番」”は
カール・ベーム指揮
ウイーンフィルハーモニー管弦楽団
に決まりました。ぱちぱちぱちぱち。
モーツァルト交響曲第40番のまとめ&その他のセレクションはこちらからどうぞ。
コンポーザーX
http://composerx.livedoor.biz/
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